熊倉製作所 社長ブログ 新潟県田上町、熊倉製作所社長”くまかつ”のブログ

Monthly Archives: 4月 2014

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ステンレスの切削加工

熊倉製作所では様々な素材の切削加工を行っていますが、

得意としているもののひとつがステンレスの切削加工です。

熊倉製作所のある新潟県の県央地区(三条市、燕市周辺)はステンレス製品を扱う会社が多い地域です。

ステンレスは「さびにくいので食器やキッチンまわりなどに使われる」ということはみなさんもご存じだと思いますが、

切削加工の観点からステンレスの話をしてみましょう。

ステンレスは鉄とクロムの合金ですが、クロムの比率や、ニッケルなど他の成分の配合具合によって

「SUS304」「SUS403」などの種類がありますが、一般的にステンレスは難削材のひとつとされています。

(中には切削しやすい種類のステンレスもあります)

そのため、ステンレス加工用の刃物もあります。

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なぜステンレスは切削しにくいのでしょう。

ステンレスの特性として、切削加工時に発した高熱が逃げにくいという特性があります。

高熱を発すると・・・

(1)刃物の摩耗が早くなります。

(2)ワークが熱により膨張します。

となると、

加工精度が出しにくい

ということになります。

さらには、ステンレスは「加工硬化性が高い」という特性もあります。

要するに「加工すればするほど(力を加えるほど)固くなる」ということです。

ちなみに、加工硬化性を表す数値のひとつに「n値」というものがありますが、

アルミニウムが0.27であるのに対し、ステンレス(18-8)は0.50と約2倍です。

当然ながら、刃物を頻繁に交換することが必要になるため、加工に要する刃物代もかかってきます。

したがって、鉄やアルミニウムなどと比較して、ステンレスの切削加工費用は一般的にかなり割高になります。

ただし、長年やっているとステンレスを切削加工するためのノウハウもたまってきます。

熊倉製作所でもステンレスの切削加工は長年やってきており、

高い加工精度のものを、鉄やアルミニウムなどとそれほど差のない加工賃で提供しています。

もしステンレスの切削加工でお困り(品質・コスト)の際は、ぜひ熊倉製作所(0256-52-1673)にお声掛けください。


30分が20分に

IMG_0388毎朝使っている

髭剃りを買い換えました。

新しい刃に変えても剃り味が

悪いので最新のものに、

刃がバネで上下します。

刃の肌へのなじみ具合がだいぶ違います。

 

アルコール洗浄装置もついています。

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毎朝の貴重な時間が、30分から20分に

節約されています。

使用して半年がたちますが、

もう剃り味が落ちてきているような

取説によれば1年半くらい持つような気がするが

刃も持たないような固い髭なのだろうか。

海外メーカーの製品なので

国内の製造業に貢献していないような気が

国内メーカーの製品でもほとんど

メイドイン海外だから一緒かな

金属切削加工業の観点からみると複雑な思いがします。

この製品に必要な金型は一体何型なのだろうかとか

刃の金型はどんな構造なのだろうかとか

金型を使わない製造方法なのだろうかとか

国内の金型メーカー製だったりしてとか

鉄工所のおやじの思いは尽きません。